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帛乙女 (きぬおとめ / 里芋)


◆ 2009/12/08 書き込み:野菜ソムリエ(k)

里芋の豆知識






分類 : サトイモ科 サトイモ属
原産地 : マレー半島
品種(帛乙女) : 大和早生






[帛乙女]

新潟県の五泉地区で栽培されている里芋で、「帛乙女」(きぬおとめ)というブランド名で、
地元はもちろん、東京や仙台にも出荷されています。
大変ねばりが強くきめが細かく新潟の正月料理「のっぺ」にはかかせません。
県内には他にも産地がありますが、五泉地区は阿賀野川が運んできた肥沃な土壌のおかげで
一味違います。

又、名前の由来は日本三大生地産地である五泉産『絹織物』の帛にたとえられ、乙女のような
愛らしさで人々に親しんでもらえるように名づけられました。

栄養価

   
    里芋独特のぬめりは、水溶性食物繊維であるガラクタンムチンによるもので、ガラクタンは、脳細胞を
   活性化させ、痴呆やボケを防止する効果があり、さらに消化を促進する作用もある。
    ムチンは「れんこん」にも含まれているが、胃や腸壁の潰瘍を予防し肝臓を強化する働きや、滋養強壮作用
   もある。
    食物繊維を多く含み低カロリーの里芋は、便秘で悩む方、ダイエットしたい方にお勧めの食材である。


野菜ソムリエが提案する簡単おすすめレシピ

帛乙女の味噌煮    
"旬の料理自慢"で近日紹介します。